テレビのチャンス到来
スーパー定期は3カ月から1年まで、ニュー定期は1カ月から4年まで期間はさまざま設定されているので、教育資金、住宅、リフォーム、旅行、車、老後、あるいは運用資金と、使い道と使う時期を決めて預けるのがよい。
中途解約もできるが、利息が目減りしてしまうので注意したい。
なお銀行、郵貯ともに、流動性(換金性)が高くて定期預金なみの利息が付くという貯蓄預金(郵便局は通常貯蓄貯金)もある。
といってもその金利は、10万円預けた場合で銀行が0.048%、通常貯蓄貯金が0.08%程度。
今の時期、金利を考慮して選考することの意味はほとんどないといえる。
定額貯金は期間10年と期間は長いが、6カ月たてばいつでも解約自由なので換金性は高いといっていい。
ただし利回りは0.16%。
もし10年預けるなら利回り0.451%のスーパー定期のほうが得ということになる(利回りとは、ひらたくいえば1年でどれだけ儲かるのかを%で表したもの。
正確にいえば元金に対する運用収益の割合。
通常、年率で表す)。
金利は交渉で決める時代にある日本の銀行幹部が「大蔵省が本社で、銀行はその支店か営業所。
我々は本社の指示で動いてきた」というようなことを言っていましたが、これまでの日本の銀行は、まさにそうだったのでしょう。
つまり銀行は大蔵省銀行局の方面ばかり見て客を見ていなかったのです。
日本の銀行も最近になって、預金の金利や手数料が銀行ごとに多少の差が出るようになってきました。
外資系のCバンクになると、もっとはっきりしていて、金持ちの客を選んで金利を変えます。
日本の銀行も徐々にこういう動きが出て、客によって預金金利を変えてきているのではないでしょうか。
たとえばクルマの値段は客によって違います。
1台買いに来る客と2台、100台買う客とでは違うのが当然です。
1台では10万円儲かるだけですが、2台だったら儲けを半分にしても150万円の儲けになるのですから。
ぼくらの世界だってそうです。
ギャラ2万円のタレントは17%抜いても1万円しか儲かりませんが、100万円のタレントは17%抜いただけで10万円儲かります。
金融ビッグバンは考えてみれば当たり前のこと。
これまで銀行だけが市場原理から外れていたのです。
金融ビッグバンが進めば、これからは交渉で金利を決めていける時代になります。
預貯金それ自体は、あえて、リスク、リターンを意識する必要はないだろう。
要は、そのお金をいつ、何に使うか、何に運用するか、によってハイリスク型か、ミドルリスク型か、口−リスク型かが分かれるところだ。
さらにいえば、元本保証とはいえ、うまみのほとんどない預貯金が、あなたにとって本当にリスクが低いという考え方でいいのか、という投資哲学そのものが問われるといえるかもしれない。
ぼくは、債券はあまり得意ではありません。
あまり買ったことがないのです。
外国債だけは買ったことがあります。
日本の国債はヨメが買っとると思うけど、ぼくはやっていません。
割引債というのも、よく知りません。
社債もルールがよくわからないし、買いません。
国債は国がつぶれない限り大丈夫ですからリスクはなく、安心でしょう。
外国債も、そういう意味では安心ですが、為替の変動だけが心配の要因ですね。
債券とは、そもそも借用書のようなもの。
お金を必要としている者が手っ取り早くお金を集めるのに有効な手段だといえる。
約束事は二つ。
決められた利息を払うこと(割引債の場合は利息が発行価格から差し引かれている)、満期が来たら券面に書かれた金額を支払うこと、だ。
発行する側にとって問題となるのは、人が自分を信用してこの紙切れにお金を出してくれるかどうかである。
発行体が国である国債であれば文句なく人は信用する。
信頼ある金融機関が発行する金融債(利付金融債のワイド、リットー・ハイジャンプ、割引金融債など)でも同様だ。
ワイド、リットー・ハイジャンプ、割引債は、それぞれ5年物、3年物、1年物の安心な貯蓄商品として人気を呼んでいる。
なお、ワイドが興銀など債券発行銀行の商品であるのに対し、リットー・ハイジャンプは都市銀行のTM銀行の扱いである。
というのは、リットー・ハイジャンプはもともと債券発行銀行であった東京銀行の商品だったからである。
もっとも、最近は安心ばかりもしていられないかもしれない。
金融債の発行体である長銀も日債銀もつぶれたのも同然だからだ。
デフォルト(債務不履行)にはいたっていないが。
日本国債でさえ、格付け会社が格付けの見直しをするというので大蔵省をあわてさせた例がある。
一般の企業であればどうか。
投資家にとって、必ずしもよく知っている企業が発行体であるとは限らない。
また、知られた企業であっても、業績によって信用の度合いは変化する。
そこで、格付け機関が登場して、それぞれをランキングしている。
投資家は目安に安全度を見て、債券を購入するのだ。
購入者にとって、債券のメリットは、預貯金より利回りが高いこと。
一方、リスクは二つある。
一つは、発行体リスク。
債券を発行した側がつぶれてなくなってしまうことだ。
発行体が国であれば、その心配はまずない。
とはいえ、日本であれば、心配ないといっていいが、国によってはデフォルトをやってのける場合がある。
帝政ロシアに革命が、起こりソヴィエト政権が誕生して、帝政ロシアの債券が紙くずになったことがある。
ソ連からロシアに戻った今日でも、債券では世界の投資家の信用を一気になくした。
国の信用度はカントリーリスクという形で示される。
社債でのデフォルトで記憶に新しいのは10年のヤオハンジャパンの転換社債の例だろう。
国内で発行された無担保公募債としては戦後初のデフォルトとなった。
もう一つのリスクは、価格変動リスク。
債券というのは新規に発行されたもの(新発債)を購入するだけでなく、すでに発行されたもの(既発債)も市場で流通している。
変動するので中途売却する場合、購入時より売却時のほうが安くなってしまうリスクがあるのだ。
とくに満期が長い債券は価格の変動幅が大きくなりやすいので注意が必要。
価格の変動は、他の金融商品の金利の動きとの関係で起こってくる。
今日の局面では、当面、超低金利が変わる見通しも薄いため、価格の変動は少ないと見たほうがいいといえる。
もっとも、売ることを最初から考えず、満期まで持っているならば券面額通り償還されるので、関係ない。
また転換社債とは株式に転換することができる権利を付けた社債のこと。
投資家にとっては、社債の安全性と株式の値上がりの楽しみの両方が得られることになる。
社債として持ち続けるか、決められた価格(転換価格)で株式に転換するかを選択できる。
日本円だけでなく外貨を持っておこうと思ったぼくは、アメリカやドイツの国債も買いました。
国が発行する債券なので安全性は申し分なし。
利回りも、ぼくが買った米国債は5%と、そこです。
それに、いつでも売れるというのも魅力でした。
債券は、他の金融商品の金利の変動につれて相場も変わりますから、自分の持っている債券が高くなってきたら途中でいくらでも売ることができるという流動性の高さが特徴です(債券の発行体にもよる)。
もちろん逆の動きをする可能性もあるので、ある程度の注意は必要です。
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